最終回「基礎講座 あなたも子育てサポーター」

全4回の講座の最終回の今日は、NPO法人子育て支援のNPOまめっこ理事長の中井恵美さんを講師にお招きして、

「子育て支援活動の継続のために必要なこと」をテーマにお話をいただきました。

講座の様子

NPOは活動を継続するために資金を獲得しなければならない

NPO法人=ボランティア ではなく、団体を維持するためにお金を獲得することが必要不可欠です。そして出た収益は、出資した人に還元するのではなく、次の事業のための資金にする。次の人のために使わなければならない。そのために、資金を得ていかなければならないものです。

こうした資金を獲得するために、何をしていけばいいのかということを、まめっこの沿革とともにお話しいただきました。

本来であれば、サービスを受ける受益者から直接お金をもらうのですが、子育て支援の場合はかかる資金を受益者負担することが難しいことが多いので、行政や企業から助成金をもらうなどして、一部公益負担をしてもらいます。

しかし、その助成金に頼った形を続けていくと、行政が「この事業は終わりにします」と方針を出した時点で事業の継続が難しくなってしまう。ので、自主事業をするなどして、自立した団体になっていくことが事業を継続していく鍵となっていきます。

新しい事業を立ち上げる順序として、仮説を立て、その仮説が本当に正しいか調査をし、事業を考え、資金を獲得し、事業を実施する。という5つの過程があり、たいていがその「資金を獲得する」という段階で頓挫してしまうということ。

「助成金」「社会福祉協議会」「委託事業」「企業協賛」などの例を上げながら、資金を得るためには、団体の信頼度をあげることが重要で、そのためには、持ち出しも含めて一つ一つ事業をコツコツとやり実績を作ること、そして事業全体をポートフォリオで俯瞰することなどが大事です。

NPO法人としては、地域に貢献するということも忘れてはいけないし、地域の方に、この法人の活動を知ってもらうため、感じてもらうための活動も大事なので、ボランティア活動なども定期的にしていくことが必要です。と中井さん。

事業のヒントは、日々の愚痴の中に

後半は、そんなNPOに欠かせない事業を作るためのワークをしました。

事業のヒントは、日々の愚痴の中にあるんですよ。と中井さんのお話。

愚痴には、現状への不満と「こうだったらいいのに」が含まれているので、その愚痴から事業を生み出すためのワークを参加者全員でやりました。

ワークの様子

日々アンテナを張り、子育てをしている人たちの困りごとから事業を生み出していく。

せっかく立ち上げた支援活動を長く維持していくためにも、貢献という目線から子育て支援に関わっていくこと、こつこつと実績を積み、信用と信頼を得ていくことの大切さを学ぶことが出来ました。

「たまには旦那さんにご飯を作ってもらいたいな~」というママたちの愚痴から始まったまめっこの「絆レストラン」をご紹介いただきました。
本格レストランの厨房で、プロの道具で楽しそうに料理に挑戦するパパたちと、それを「カッコイイ!」とカメラに収めるママたち。まんざらでもないパパたち。素敵な絆を結べるレストランの様子を聞いてとても心が暖かくなりました。その企画がキッカケで家庭でも料理に挑戦してくれるパパが増えたそうです。

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投稿者プロフィール

鈴木 優子
鈴木 優子
長久手で二人の男の子を育てています。子育てしやすい街ですが、もっともっとみんなで子育てが出来たらいいなと願っています。
 

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