私たちのビジョン
私たちのミッション
設立への想い
「住みやすいまち」と言われる長久手市。
しかし、転入者の多いこの地域では、子育ての孤立化が深刻な問題となっていました。
知り合いもいない土地で、一人で子育てに悩む親子がたくさんいる現実。
それは、「子育てサークル」のような活動だけでは解決できない課題でした。
そんな中、理事長の田中にとって、忘れられない出来事がありました。
ある日のホームセンターで、3人の小さな子どもを連れたお母さんが、パートナーから厳しく叱責される場面に遭遇しました。
金魚を落としてしまったお母さんは、とても怯えた表情をしていました。
パートナーは家族を置いて一人で帰ってしまい、お母さんは途方に暮れていました。
「困ったら連絡してください」--手書きの電話番号を渡しながら、私は強く思いました。
「もし、いつでも来られる場所があったら。もし、『ここにいていいよ』と伝えられるチラシがあったら。」
この出来事が、私の決意を固めました。
誰も孤立することなく、安心して子育てができる場所を作りたい。
子育ての専門性を身に付け、責任を持って継続的な支援を提供したい。
長久手市の子育て環境を心配し、それぞれ異なる現場で子育て支援に携わってきたメンバーが集い、2018年、「ながいく」は誕生しました。

私たちの活動
🏠 居場所づくり
子育てシェアの家ぽんぽんで、未就園児から小学生まで、様々な年齢の子どもたちが安心して過ごせる場所を提供しています。
不登校の子どもたちの居場所としても機能しています。
🍽️ 食の支援
おやこ食堂:
親子が一緒に温かいランチを楽しめる場
子ども食堂:
小学生や中学生は、子どもだけで参加できる夕食バイキング
食料・生活用品の提供:
物価高騰で厳しい状況にある家庭を、伴走支援しながらサポート
👥 地域全体での子育て支援
100か月サポーターズとして、多世代が関わる子育て支援を推進。
「はじめの100か月の育ちビジョン」の理念のもと、地域全体で子育てを支える文化づくりに取り組んでいます。
💬 相談支援
利用者支援事業:
子育てに関する様々な相談に対応。地域の資源に繋げたり、継続的な支援活動に繋げたりします
LINE相談:
いつでも気軽に相談できる窓口
出張子育てサロン:
イオンモール長久手、公共施設など、地域の身近な場所で親子と交流したり、相談をしたりできます
🤝 多世代交流
学生から高齢者まで、様々な世代が参加するイベントを通じて、子育てを地域全体で支える意識を育んでいます。
ながいくの実績
年間延べ利用者数:
6,000名以上
実利用者数:
700名以上
LINE公式アカウント登録者:
1,400名以上(長久手市民が約8割)
活動満足度:90%以上の利用者が「良かった」と回答
利用者アンケートでは、9割以上の家庭が物価高騰の影響を感じており、私たちの食支援が「食費負担の軽減」「栄養バランスの改善」に大きく貢献していることが確認されています。
あの時、ホームセンターで手書きの電話番号を渡したお母さんからの電話は来ませんでした。
でも今では、困ったことがあると電話やLINEで「助けて」と伝えてくれる親子がたくさんいます。
手書きの電話番号から始まったつながりが、今では1,400名以上のLINE登録という形になり、「あの時のお母さんのような想いをする人を、一人でも減らしたい」という想いが現実になっています。
代表メッセージ

長久手市は多くの方が転入してこられる街ですが、それゆえに子育ての孤立化という課題もあります。
知らない土地での子育ては、不安や困りごとがあっても、誰に相談していいかわからないことも多いでしょう。
私たちは、困った時に「助けて」と言える場所、子どもたちが安心して過ごせる居場所、そして親同士がつながり合える場所をつくりたいと思っています。
一人で抱え込まずに、みんなで一緒に子どもたちを見守り、支え合っていく。
そんな温かい地域をつくることが、私たちの願いです。
あなたも、私たちと一緒に地域の未来をつくっていきませんか?
団体概要
正式名称 | 特例認定NPO法人ながいく |
設立年月日 | 2018年11月22日 |
法人認定日 | 2018年12月3日 |
所在地 | 愛知県長久手市岩作長池53-3 |
代表者 | 田中 直子 |
役員 | 役員名簿へのリンク ▶ |
定款 | 定款へのリンク ▶ |